彼女の話

彼女の先延ばし癖

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彼女の先延ばし癖は彼女自身も困ったものだと思っている。
彼女の場合それは典型的な完璧主義からくる要因も大きい。
完璧にできそうになければ、また今度、となったのが、
どんどん積もり積もって本人が一番ウンザリしている。

時間がない時には無性にそれらを片付けたくなってしまうが、
いざ時間があっても今度はやる気がないようで、
そんなときなちょこんと座り込んだまま日がな一日ぼんやりしている。
人によっては喉から手が出るほど贅沢な時間だ。
それはそれで悪くはないのだが。

ずっと書き続けているが、彼女は自分の城にいるのが大好きだ。
ただしその場所は今や先延ばしの巣窟となっている。

Todoリストなんかはもちろんやらせてみたことはあるのだが、
作っているうちに小さいことが気になって修正を繰り返し、
もはやTodoリスト作成のための作業となり
本末転倒な結果に終わってしまった。
そもそも直感型の彼女にはハナから合っていない。

すぐにでもやらなければならないこと。
できれば早く着手する必要があること。
長いこと気になったままになっている様々なこざこざ。
そしてやりたいこと。

本当は分かっている。
そのどれもが小さなこと。
小さな世界でいつの間にか一つ一つが大ごと化してしまっただけ。
すべてにきちんと向かい合って片付けていかなければならないと。
彼女がただ思い込んでいるだけ。

-彼女の話

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