彼女の話

哲学の現代的意味

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彼女は久しぶりに『ソフィーの世界』を開いていた。
読むでもなく、読まないでもなく、ページをパラパラめくっていた。
忘れかけていた疑問がいくつも蘇る。
そして思う。


「だれかわたしをわたしだと認めてはくれないだろうか。

憎みたかったわけでも憎もうとしたわけでもない。
わたしはただ、そこに居ただけだ」


彼女は今この瞬間のために現代も哲学は意味存在していると考えた。
科学がそこかしこで湧出した現代で哲学は今このために生きながらえている。
自分のような”だれか”の全存在を傍証するために。



哲学の現代的意味

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