彼女の話

彼女と陰口

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職場というのは時に陰口の宝庫となりうる。
彼女の職場も残念ながら例外ではない。


彼女は陰口というのは色んな人の分かりやすい価値観の集まりであるな、とつくづく思う。
「それは本当におもしろくて、いいかげん」。
それは陰口をたたく人というのはいかんせん、自分が絶対の正義だと思って話しているからだ。
自分はかなりの常識人でありマトモで間違っていないのである。
そしてみんながお互いにそんな意外と(普段の姿からは想像しがたい)確固たる強固な正義をもっていたりするのである。


彼女は良かれ悪かれその時一緒にいる人の感情や気分に取り込まれてしまう。
おおよその場合陰口がたたかれる現場というのは
「もう感情で壁が突き抜けんばかりにいっぱいになってしまっている」ことが多い。
だから彼女はあとで一人になった時に驚きあきれるほど、”自分”はそんなことを思っていないのに
どうしてあんなに腹が立ったのだろう、とか楽観的になれたのだろう、とか思ったときは
往々にしてその時同席していた”誰か”の気持ちの影響を受けていたに過ぎない。


彼女が気になるのは”その時”、”自分”はどこへ??ということ、
それから結局自分は陰口の対象となっている人やその周辺の事象に関して
実はあまり関心がない、ということ。


彼女は思う。
陰口をたたくのと無関心と一体どちらがどれだけマシ?マトモ?問題?重要?正しい?かしら。
そしてそれはなににとって??

-彼女の話

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