彼女の話

彼女と陰口

投稿日:

職場というのは時に陰口の宝庫となりうる。
彼女の職場も残念ながら例外ではない。


彼女は陰口というのは色んな人の分かりやすい価値観の集まりであるな、とつくづく思う。
「それは本当におもしろくて、いいかげん」。
それは陰口をたたく人というのはいかんせん、自分が絶対の正義だと思って話しているからだ。
自分はかなりの常識人でありマトモで間違っていないのである。
そしてみんながお互いにそんな意外と(普段の姿からは想像しがたい)確固たる強固な正義をもっていたりするのである。


彼女は良かれ悪かれその時一緒にいる人の感情や気分に取り込まれてしまう。
おおよその場合陰口がたたかれる現場というのは
「もう感情で壁が突き抜けんばかりにいっぱいになってしまっている」ことが多い。
だから彼女はあとで一人になった時に驚きあきれるほど、”自分”はそんなことを思っていないのに
どうしてあんなに腹が立ったのだろう、とか楽観的になれたのだろう、とか思ったときは
往々にしてその時同席していた”誰か”の気持ちの影響を受けていたに過ぎない。


彼女が気になるのは”その時”、”自分”はどこへ??ということ、
それから結局自分は陰口の対象となっている人やその周辺の事象に関して
実はあまり関心がない、ということ。


彼女は思う。
陰口をたたくのと無関心と一体どちらがどれだけマシ?マトモ?問題?重要?正しい?かしら。
そしてそれはなににとって??

-彼女の話

執筆者:

関連記事

noimage

満たされないのは

「どこにいても 何をしていても だれと話しても 満たされないのは 自分のことばかり かんがえているから」

noimage

彼女はまた少し小さくなった

彼女はあまり大きくない。 考えることを止めることができないので、そのために四六時中神経をすり減らし、 結果食べても食べてもほとんど太ることができない。   最近彼女はまた少し痩せた。 手首を …

noimage

彼女は昼寝をする。 あまり長くはしない。   誰でも昼間いくらぎゅっと目をつむっても光を感じるものだ。 彼女は少しの刺激にも反応してしまうので光にも敏感であり、 視界が明るく感じると眠ること …

彼女と大きな存在

彼女と大きな存在

彼女は大きいものをこわがる。 おそらく巨大物恐怖症というやつだと思われるが、一番最初に怖がったものは壁画だった。 小学生の時に学校行事で訪れた公民館に大きなモザイク壁画があり、 振り返った目先に突然現 …

noimage

ダウンタイム

彼女には最近生活の変化があって、あまり仕事をしていない。 もちろん収入は減るが彼女はときどき食べるために働くことをやめて 心や体をリセットでもさせるようにダウンタイムを人生の端々で設けている。 出勤し …

記事内の彼女の絵や写真。
2020年1月
« 12月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
This error message is only visible to WordPress admins

Error: No connected account.

Please go to the Instagram Feed settings page to connect an account.

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ HSPへにほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村 美術ブログへ