彼女の話

彼女の頭の中のいちばん外側

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彼女はいつも自分は結局一体なんなのだろう、と考える。

自分の行動を振り返る。

その時にそれは一般的な行動であったのか、

それとも自分の本来の性格によるものだったのか、

そして、それとも自分のその気質のせいなのか、

またひとつ自分を悩ませる要素が増えた。

それは答えを出すために混乱させる要素にも手助けしてくれる要素にもなるだろう。

でも今はまたひとつ面倒くさいことになってしまったな、と思っている。

知らなければよかったと思う時もある。

その時にそれは一般的な行動であったのか、

それとも自分の本来の性格によるものだったのか、

それとも自分のその気質のせいなのか。

どれかひとつということはないだろう。

きっとすべてだろう。

それでも考え続けるのは、答えがでていない気がするのはなぜだろう。

死ぬときにわかるんだろうか。

それまでこんなに悶々と考え続けなければならないのか。

その薄い麻布みたいなベールが頭の中のいちばん外側にいつでもかけられていて、

それがいつでもすべてをはっきりさせない。

-彼女の話

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