彼女の話

トリガー

投稿日:

”やりたいことがない”という人は意外なほどたくさんいる。

彼女は知っている。
昔は自分もそうだった。
「本当はアレもコレもやりたい。でも現実的ではない。だからできない」
結果”できることがない”と”したいことがない”をはき違えていることに気づけないまま随分過ごした。
「自分なんて、そう大したことはできないのだから」


今彼女にはやりたいことを箇条書きにしていくほどある。
実現可能なものも、そうでないものも。
以前と何が違うのだろう。

ハッキリ言って、それで食べていけるわけではない。
やりたいことをやって生きていける人間はそんなにいない。
彼女はどこかでそれでもいいと思っている、いやそれで良しとしてしまいたいのだ。
いつか誰も知らないところで一人のたれ死ぬ自分の姿を想像しようとも。


今はまだたくさんのストッパーが彼女に取り付けられている。
最近ことあるごとにこれまで堅固に彼女を押さえつけていたそのストッパーがガタガタとひずみ出すことがある。
彼女は突如あらゆるものが自分を刺激しだしこと(もしくはずっとそうだったのだが気づかなったこと)に感謝して、そのひとつひとつをとても大切に、幸せに思っている。


-彼女の話

執筆者:

関連記事

noimage

彼女の最大の矛盾1

彼女は、たとえば誰かがしあわせになれることで、 それと引き換えに自分が生まれて来ないことになったとしてもそれでよかったのに、と思っている。 彼女は、どんなに悪いことが起こったとしても最後は必ず良いほう …

noimage

彼女の中から消されるということ

彼女はあの日以来未だに少しふさぎ込んでいるのだが、 今日はだいぶ浮上してきたようだ。 というのも朝からある知り合いとずっとオンライン上で話をしていたようで それで気が紛れてきたようだ。 相手が慎重で明 …

noimage

”HSPは恋に落ちやすい” この”恋”は本当に恋だろうか。 彼女が恋をしているかもしれない。 しかもガチでリアルかもしれない。 もしそうなら、かなりしばらくぶりだ。 彼女の恋愛 …

noimage

そこにこころが

彼女は手紙とかLINEとかメールが苦手だ。 そこに心があるかもと思うと開くのがいつも億劫になる。 彼女は時節のあいさつを大切に思っている人で、 そういう時期になればハガキをだす。 でもお別れの手紙とか …

彼女の恥

彼女の恥

彼女はどうやら「ものすごく恥ずかしいこと」をしてしまったようだ。 ある人と話しているうちに頭にきて派手に口喧嘩をかましたらしい。 そんなことはなんの恥でもない、生きていればそんな経験の一度や二度はある …

PREV
彼女と酒
NEXT
友人N
表面下の世界

2019/01/16

表面下の世界

渇き

2019/01/07

渇き

秋晴れ

2018/11/24

秋晴れ

記事内の彼女の絵や写真。
2019年4月
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ HSPへにほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村 美術ブログへ