彼女の話

終わりどころ

投稿日:2017年1月9日 更新日:

彼女は点を描いているとき、一体どこで終わればいいのか毎回分からなくなる。
これでこの紙に打つ点は終わり、、、かなぁ?と。
ここにもそこにもまだ打とうと思えば打てるのだけど、あと一点だけ打ってもう手をつけないでおこうか・・・


時たま絶対にそこには打ってはいけない、またはいけなかった点、というのがあるが、
(それ一点を描くことで、意図せずして急にそこに存在感や生命感が現れてしまうことがある。)
そういった点を除けば、なるほど、たしかに終わりどころが分からなくもなってしまうかもしれない。
無数のドットの中にあと一点入れたってかまわない自由度が点描画には確かにありそうだ。


そういうわけで彼女のスケッチブックには完成形だか描きかけだか分からないものがたくさんある。
彼女は最近自分自身でInstagramをはじめたが、
ひとつ投稿しただだけで次が続かないのは面倒というほかにそんな理由もある。
(あまり深く考えずにやったらいいのに、とは思うが考えることでできているのが彼女である。)


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