彼女の話

夢の話3

投稿日:

彼女はドラえもんやのび太たちが住んでるような
平たい街にすんでいるようだった。
高い建物がなく、一軒家がただ立ち並ぶ住宅街。

あの塀に囲まれた、車一台と人がやっと通れるような
薄いグレイの道を彼女は誰かと歩いていた。
二次元の電柱を通り過ぎたあたりで、彼女は自分たちがこの街でだれかが首つり自殺を図ったらしいことを話していた。
自分たちが歩いている近くであることは知っていたので、
彼女はあまり周りに視線をやらないよう歩いた。
うっかりでも見たいものではないと思ったからだ。


それなのに彼女は見てしまった。
その体はアパート2階の天井からぶら下がっていた。
周りから隠されることもなく、道沿いからきれいにその姿形が見えてしまったのである。

彼女は急いで目をそらした。
女性だったと認識した。
ベランダも開け放たれていて、彼女はなんであんなに見やすくしてあるのかといぶかった。


動揺しながら歩いた先には立派な日本家屋があった。
塀の上にも瓦が乗ってるような大豪邸の前に来たところで彼女は目を醒ました。


-彼女の話

執筆者:

関連記事

noimage

紙と食器と重力と

自分は疲れてばかりだな、とある時彼女は思った。 真夜中にふと目を覚ました時、うっすらと瞳を開けてゆらゆらと瞳を浮遊させながら思った。 「やることは山ほどあるのに、ただの一つも済んでいかない」 部屋の中 …

noimage

エビ反りする彼女

前回に引き続いて、次に訪ねたときは変わらず同じ背格好で彼女は横たわっていた。 もしやあの日僕が去ったあとからずっとそのまま一つの身動きもしなかったのではと 少し背筋が寒くなった。 確かに彼女は静かに横 …

noimage

何もない日

朝早く起きられたということ。 シンとした空気に触れられたこと。 本を読めたこと。 朝食をいつもより多く食べられたこと。 日焼け止めをきちんと塗って外出したこと。 通勤ラッシュの中知らない誰かが車を止め …

noimage

咬みしめる彼女

先日歯医者に行って撮られた自分の歯を見た彼女は仰天した。 歯にヒビが入っていたのである。それも1本ではない。 彼女には咬みしめる癖がある。 歯医者によると、咬みしめの力は自分の体重ほどもある。 そのエ …

noimage

モフモフ

彼女は「モフモフ」したものが好きだ。 夜はモフモフしたムーミンの抱き枕を抱いて寝る。 他にもゾウとかカバとかブタとかの「プクプク」したものも好きだ。 スヌーピーなど白いものは尚いい。 女性でも男性でも …

秋晴れ

2018/11/24

秋晴れ

優しい時間

2018/10/19

優しい時間

noimage

2018/09/18

アンビバレンス3

記事内の彼女の絵や写真。
2018年12月
« 11月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ HSPへにほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村 美術ブログへ