彼女の話

彼女とHSSと著作権と僕

投稿日:2017年8月27日 更新日:

最近まで僕は”彼女のHSPあるある”というページを設置していた。
彼女のことをメインにつづるこのブログの中で唯一他のHSPに向けたページだった。
何か彼女に共感しやすい接点を他のHSP達が見つけやすい場所を作りたかったからだ。

しかしある事件をきっかけに数日前に引っ込めざるをえなくなった。


彼女は以前からこのページについて指摘していた。
著作権だ。
”彼女のHSPあるある”はいわゆるHSPセルフテストをもとに記事を分類していくつか紹介していたのだが、
彼女は良くない、どうにかしろと言い続けていた。
許可を得ていない文言をさも自分の言葉のように使うんじゃない、と。
彼女は言葉に敏感だし、そしてその指摘はごもっともだった。


批判を承知で言うが、でも僕は正直面倒だった。
ドクターアーロンのウェブサイトに日本語版はあるが、
このセルフテストを使用するには本家のアメリカに英語でメールしなければならない。
僕は英語がさほどうまくはないし、何よりお伺いをたてたところで
スペシャリストたちが個人のブログにその使用許可を下すとは到底思えない。
奇跡が起こってドクターアーロンかアシスタントがオーケーを出してくれたとしても
出版社は絶対にイエスとは言わない。
そんなことを考えながら僕は彼女の指摘に対して曖昧な返事を繰り返しなあなあにしていた。


しかし僕はついに彼女を怒らせてしまったのである。

英語や当然予想される返答を理由に面倒というのはただの怠慢だと言う彼女に僕はムッとした。
言っていることは正しいが、人間正しいことばかりで生きられないと普段彼女は言うではないか。
たとえば英語がまったくできない日本人はどうしろと言うのだ。
彼らは彼らなりの手段でHSPを人口に”膾炙”させようとしている。
そのために引用元をクレジットするという苦肉の策でセルフチェックをブログやSNSで使用しているのだろう。
その多くはおそらくHSPでHSPの多くは良心的であるのだ、そこにいつも悪気があるとは言えないじゃないか。


これが彼女の逆鱗に触れた。
言い終えた瞬間僕はしまったと思った。



・・・他の誰かのことを言っているんじゃない、あんたのことを言ってるんだ。HSPだかなんだか知らないが、それに救われるかもしれないと言うのならそこに感謝こそすれ著作権を無視するのは矛盾している。研究者がそこに行きつくまでの血ヘドがでるような努力と涙と時間をなんだと思っているのか。それが分からないのがあんたのいう正しさか!良心か!そんな良心クソくらえだ!!やめてしまえばいい!!



・・・・!!

マズい・・・

彼女のやめてしまえばいいは、このブログの存続危機に直結する。

マズいことになってしまった・・・




(嫌味で”膾炙”という言葉を使ったのもやっぱりいけなかった・・・!)

-彼女の話

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