彼女の話

彼女に触れるもの

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彼女はピッタリ肌にはりつくような服は嫌いだ。
窮屈で身に着けたがらない。
ダボっとしたのやふわふわした服をよく来ている。
ワンピースは好きだ。

もちろんチクチクする化学繊維のニットやマフラーなんかもよくない。
ハイカットスニーカーの「ハイ部分」が足首に当たるのも落ち着かないので、長めの靴下を必ず履く。

シーツや布団カバーの毛玉が触れると眠れない。
ザラザラしたのが彼女の肌を刺激してしまって小さなころから我慢がならない。
中の布団が寄ってしまって、布団カバーの薄く軽いペラペラしたのだけが肌に触れるのも嫌だ。
眠りたいのにざわざわしてしまって目が醒めてしまう。


これらは特に周りから彼女が神経質だと決定づけられてしまう要素のひとつになっていて、
彼女は長い間神経質なのだと自他から洗脳されてきた。
それはどうも彼女の気質にもよるようなのだが、僕らはそれと神経質とどう違うのかよくわからない、と思っている。


彼女に触れるもの

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