彼女の話

彼女のバイブル

投稿日:

彼女はすごくよく笑う人である。
微笑むとかではなく、声を上げてよく笑う。


とにかく何を言ってもよく笑うので、
人からお笑い偏差値が低すぎると言われたこともある。

これは彼女があまりテレビを観ないことにもあるかもしれない。
特にバラエティやお笑い番組なんかは騒々しいので彼女はまず観ない。
お笑いに免疫がないのだ。
たまにテレビをつけるとCMにだってケラケラ笑うのである。
ちなみに最近笑ったのはRenta!のあの姉弟の掛け合いのCMだった。
姉弟につられて笑っていた。
いや、あのCMは確かに絶妙だが、彼女は何度観てもずっとニヤニヤしているのである。


多少凹んでいても彼女を確実に笑顔にしてくれるものがある。
『ちびまる子ちゃん』と『ブリジット・ジョーンズの日記』だ。
彼女にとってこの2作はバイブルである。
彼女に確実に笑顔と共感をもたらすからである。
表も裏も正も負も善も悪もいとわない、
Just as you areでいつも彼女を包摂するからである。


彼女は思う。
自分も実はまる子でブリジットなんだけどな、と。


-彼女の話

執筆者:

関連記事

空腹の彼女

空腹の彼女

彼女の体は燃費が悪い。 普段から少ししか食べない。 その分しか胃のキャパがないのか、食べるとすぐにお腹がいっぱいになってしまう。 もしくは食べた、という事実で満腹になったような気になって食事は終わる。 …

純音の朝

純音の朝

いつまでこんな夜を いつまでこんな朝を 一体いつまで、続けるのだろう。 どうしてこうなってしまったんだろう。 どうしてこんなにもひとりになってしまったんだろう。 毎朝聴くあの無機質な音。 彼女自身が作 …

もの・もの・もの・

もの・もの・もの・

彼女はなるべくものを持ちたくないと思っている。 それにも関わらず、昨年末の大掃除で彼女は自分の持っているものの多さに仰天した。 「いつの間にこんなに増殖したのか」 彼女は数年の外国での暮らしから帰国し …

スキン・ピッキング/Living

スキン・ピッキング/Living

彼女のスキン・ピッキングが始まったのは幼少期である。 彼女は保育園のお昼寝で使う布団の端から端まで血のドットを並べた。 血は皮をむしった彼女の唇からあふれ出たものだった。 こんなことをしたらおかしく思 …

noimage

(no title)

いつの頃からか眠りに落ちる間際に 時折ふぅっと決まったシーンが彼女のどこかをよぎるようになった。 それはこころかもしれないし、頭の中にかもしれない。 そこは真っ暗だ。 真っ暗な中に白い直方体がぼんわり …

記事内の彼女の絵や写真。
2019年5月
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ HSPへにほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村 美術ブログへ